2008年05月16日 (金) * 編集
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by TCm (11/15)
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2006年10月17日 (火) * 編集
ヘンリー8世という王様には6人の妻がいましたが、その1人1人をテーマにインスト曲を書き、アルバムに仕立ててしまったわけです。例えば「アラゴンのキャサリン」。例えば「ジェーン・シーモア」。その他4人。しかも驚くべきことにこんなアルバムが全米最高30位、50万枚以上を売り上げて。まったく、時代の風というやつは恐ろしい限りです。時は1973年、プログレッシヴ・ロック全盛期でした。リック・ウェイクマンというキーボード・プレイヤーがもっとも名を知られているのは、Yes に在籍して『こわれもの』・『危機』・『海洋地形学の物語』といった傑作群をリリースしていた時期の活躍ぶりでしょう。このソロ作『ヘンリー8世の6人の妻』も、この期間に制作された作品です。緊張感溢れるキーボードアンサンブルが随所に聴かれる野心作で、似非バロック様式で展開される超早弾きフレーズの数々には、Yes ファンならずともきっと驚くことでしょう。 誤解を恐れずに言えば、リックの最大の魅力はハッタリでありコケオドシです。最大級の誉め言葉として使っているつもりですが、その魅力が最大限に開花したのがこの『ヘンリー8世〜』ではないかと。この後も『地底探検』(全米3位!)や『アーサー王と円卓の騎士たち』(全米21位)など、よりスケールの大きな作品群を発表しますが、ハッタリ/コケオドシとしては最初のインパクトを超えるものではありません。 肥大化して絶滅に至る恐竜の如く、小回りの利いた初期こそがもっとも高性能だったことを証明する1枚。 【Rick Wakeman @ Amazon.co.jp】 ヘンリー八世の六人の妻(紙ジャケット仕様) 地底探検(紙ジャケット仕様) アーサー王と円卓の騎士たち(紙ジャケット仕様) 神秘への旅路~ノー・アースリー・コネクション(紙ジャケット仕様)
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