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資産評価(2006年第3四半期末)
2006年10月10日 (火) * 編集
7-9月期のグローバル株式市場は、新興国が前期の下げを大きく回復し、欧米も着実に荒波を乗り越える一方で、日本株式は一進一退を繰り返しました。7月中旬に2番底をつけた後に、9月上旬にかけて日経平均で16000円台を回復したものの、これから年初来高値を更新できるかどうかは微妙です。

この間、原油が1バレル80ドル近い高値をうかがった後、9月末には50ドル台まで急落するなど、商品市況の下げが目立っています。米国の住宅投資には大ブレーキがかかっていますが、相変わらず消費は旺盛で、米国経済の軟着陸期待が高まるとともに、ダウ平均が史上最高値を更新する動きもありました。

7-9月期終了時点での状況は次のとおりです。
(カッコ内は対前四半期末比)

【アロケーション比率】
日本株式  33%(−10%)
欧米株式  32%(−1%)
新興国株式 11%(−1%)
外国債券  15%(+4%)
REIT     9%(+8%)

【投下資金に対するリターン】
日本株式  +19%(+1%)
欧米株式  +11%(+7%)
新興国株式 +30%(+12%)
外国債券  +4%(+4%)
REIT     +3%(+3%)

トータル  +13%(+2%、加重平均)


リターンはやや改善しました。保有する全資産クラスがプラスになっており、特に下げがきつかった新興国株式が大きく戻しています。前期にインド株ファンドを売却しましたが、今期は暴落分を完全に取り戻したので、結果論で言えばあの時点で売却せずにむしろ買い増すべきだったということになります。外貨資産の好成績は円安効果もありますが、日本株式の弱さに比べれば欧米株式の方がよほど安定しているという印象を受けます。

いずれにしてもあと3ヶ月、第4四半期を終わった時点でこの数値(+13%)を維持できていれば、分散投資運用2年目の成績としてはまずまずでしょう。(6%複利と仮定して、1.06×1.06≒1.12≒+12%。実際には継続的に追加投資しているのでこのとおりにはなりません)

さて、前期の反省も踏まえ、アセット・アロケーションを今後1年ほどかけて変更していくことにしました。具体的には、

日本株式:欧米株式:新興国株式:外国債券:REIT(日本+海外)
=20:40:10:25:5

程度にしていくつもりです。ポートフォリオの期待成長率は年間平均5〜6%を見込んでいます。新興国株式のエクスポージャーを減らして欧米株式を厚くします。日本株式については、長期投資用の配分としては20%がいいところでしょう。TOPIX連動型ファンドなどは利益確定することも考えています。

というわけで日本株への追加投資は行わず、外国株式・外国債券を買い増しながら比率調整する予定ですが、ここへ来ての円安が気になっています。新たに積み立てる分を高いコストで購入することになるからです。様子見すべき局面なのかもしれませんが、超長期では影響は軽微と割り切ろうと思います。

REITについては、今期中に新生銀行でJ-REITファンドが、マネックス証券で海外REITファンドがそれぞれ手数料ゼロ(キャッシュバック)キャンペーンで販売された際にまとめ買いしてしまい、ややオーバーウェイト気味です。急落局面など必要があれば買い増しますが、しばらくは現状維持とします。

第4四半期は、通常米ヘッジファンドの決算に伴う売りが出て相場が荒れやすくなるとされますが、できるだけ目先の変動に囚われず、大局的な視野を持って世界経済を眺めていきたいと思っています。
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