2008年08月20日 (水) * 編集
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by TCm (11/15)
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2005年09月04日 (日) * 編集
夏の終わりは読書シーズンの終わりでもあって、同時に秋の読書シーズンの始まりでもあるわけです。そんなわけで30代も半ばになって生まれて初めて読んだ『三四郎』。これまで読んだ本を振り返る限り漱石は好きだし(根が女々しいので『こころ』とか特に)、自分の生い立ちに重なる部分もあるので感情移入できるんじゃないかと思って読んだわけですが、ちょっと違ったらしい。 九州の田舎から東京の大学に出てきて様々な体験をし、特に淡い初恋に揺れる青年のココロを、ある種淡々とした筆致で描く小説であるわけです。舞台となる街や地域にはそれなりに土地勘があるので、結構リアルに風景を思い浮かべることができるのだけれど、どうしても「ちょっと違う」感が拭えなかった。 要するにそれはこの15年間くらいで自分が失ってきた感性なのかもしれないし、もし大学入学当時に手に取っていれば全く違うリアリティを見出せたのかもしれない。まあそんなことを言ってみても始まらないし、この小説の価値が減るわけでもないのですから、いかにも明治の終わりっぽい空気と、初めて(大人の)女性を好きになった頃のあのもどかしさを思い出しながら読めばよいのでしょう。 個人的には、大学の図書館が懐かしくなりました。あそこには確かに一生かかっても読みきれないほどの資料があって、しかもどの本も既に誰かが目を通して勉強した痕跡のようなものがありました。授業が終わってから閉館時間まで、静寂の空間に自分の席を確保して予習復習らしきものをするふりをしつつ夢想した「あの頃の未来」に、僕は本当に立っているんだろうか? トラックバックありがとうございます。
(先にトラックバックしています) ご意見を参考にさせていただきました、ありがとうございます。 『三四郎』は、どこか漠然と物語がすすみますね。『こころ』のほうが、暗く陰がある雰囲気で、悲しい結末があって、こころに残るかも知れません。 ★susanさん
どうもありがとうございました。 そうですね。好みの問題なのかもしれません。漠然と展開するように思える『三四郎』と、悲劇に向かって加速する『こころ』では、読み手のタイプも異なるような気がしました。 さて次はどれを読もうかな?
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夏目漱石3部作の最初のストーリー『三四郎』。大学入学のため、故郷熊本から汽車に乗って、上京することになって、向かい席の女性と一夜をともにし…。漱石の小説の中では、比較的明るい雰囲気の物語になっていて、主人公の若々しさや初々しさが感じられます、明治後期の風.
2005/09/13(火) 06:38:31 * 読書と感想文と濫読→多読→速読のススメ
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