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原 鏤瓩寮犬方論
2005年03月24日 (木) * 編集
私が殺した少女原 錣噺世┐弌『私が殺した少女』『愚か者死すべし』などで知られ、「日本のチャンドラー」の異名をとるハードボイルド作家です。1946年佐賀県鳥栖市生まれ、元フリージャズのピアニストという経歴を持つ彼ですが、しばらく前に新聞のインタビューでこんなことを語っていました。

「流行を取り込む気はないし、人間はそんなに変わるものではない。ぼくは自分が最も読みたいものを書こうとしているだけです。それに人間の本質的な部分を書いたチャンドラーの物語は今も生きています」

彼は非常にスローペースのライターとして知られています。決して急がない。もちろん流行に乗ることもない。流行に乗って浅い文章を書くのは簡単だろうと思うのですが、それは彼のやり方ではない。原の「ぼくは自分が最も読みたいものを書こうとしているだけ」という言葉は清々しいものですが、本気でそう言い切れる人がどれほどいるでしょう。

ということは、小説中の主人公と、原氏自身の生き方にはどこか共通するところがあるのではないか? だって、最も読みたいものを書いているからには、主人公にも自分の理想とするライフスタイルを送らせたいはずだから。原 錣和海韻泙后

「多額の報酬を受け取ったり、裏取引に応じたりしない探偵・沢崎の行動は、やせがまんのようですが、一番楽な生き方を選んでいるだけです。ぼくはそういう生き方にリアリティを感じる。信念に基づいて生きることが最も生きやすいと思います」

やはりそうだったか。

やせがまんのように見えて、実は一番楽な生き方を選んでいるのだというのです。そして原は、そんな主人公の生き方に真実味を感じている。嘘はつけないし、ずるいこともできないという人は、一般的には損なタイプだといわれます。でも堂々と開き直る原のような科白を聞かされると、どこか安心してしまうところがある。

「信念に基づいて生きる」。簡単なようでなかなかできることでもありませんが、目先の利益に惑わされず、自分のスタイルを愚直に追求するという生き方は、実はかえって生きやすいのかもしれないですね。少なくとも僕にはそのように感じられたのでした。
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 本の評価なんて至極個人的な見解であって、自分が評価を下したものを人がどう評価しようがそれはそれで全然気にならないのだが、その評価が出揃ってきてある程度の傾向を示すとき、たま〜に傾向を生み出した背景ってものを考えてしまうことがある。 たとえば △『アフター
2005/03/25(金) 07:21:34 * 「本のことども」by聖月
  ◎ 『そして夜は甦る』◎◎ 『私が殺した少女』  ○ 『さらば長き眠り』◎◎ 『愚か者死すべし』
2005/03/25(金) 07:22:09 * 「本のことども」by聖月
佐賀県は鳥栖市、JR鳥栖駅前から線路沿いに10分ほど歩くと、緑色の壁にジョン・コルトレーンの顔が描かれた喫茶店がある。店名は「コルトレーン・コルトレーン」。「私が殺した少女」で直木賞を受賞した原鏤瓩侶擦経営するジャズ喫茶である。月に3回、店長をバンドリ
2005/05/07(土) 17:52:32 * ファミリー・アフェア
読書感想「愚か者死すべし」愚か者死すべし【はてなダイアリー】http://d.hatena.ne.jp/asin/4152086068【評価】★★★
2005/08/03(水) 10:07:11 * 三匹の迷える羊たち
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