★WINTER WONDERLAND★
洋楽、映画、読書、国際分散投資、そして心穏やかなシンプルライフ。 (新規の記事追加は http://ww.blog2.fc2.com/ で行っています)
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パロディジャケット(4)
2006年08月09日 (水) * 編集
BadEven Worseこの道の大家には "Weird Al" Yankovic がいます。この人の場合はオマージュじゃなくて本当に「お笑い」がネタですね。

もちろんジャケットだけじゃなくて楽曲自体も替え歌にしてしまい、プロモーションビデオまでパクって作るというのが売りになっていて、徹底したパロディ精神でいつも笑わせてくれる人です。これもひとつの才能に違いない。

Michael Jackson の "BAD" をパクった "EVEN WORSE"(これはタイトルまでシャレになっている)はよくできた真似ジャケだと思います。シングルになった "FAT" では Al Yankovic がデブデブになってマイケルの動きをパロってましたね。

NevermindOff the Deep Endその他、ここではNirvana の "NEVERMIND" を題材にした "OFF THE DEEP END" を例に挙げておきましょう。センスはともかく、全裸になってそこまでやるか!的な彼のパロディ魂を誉めるべきジャケット。

シングルカットされた "Smells Like Nirvana" のビデオでは、カートそっくりのギターの構えや首の傾げ方など、細かいところまでよく再現していて笑わせてくれました。
パロディジャケット(3)
2006年08月09日 (水) * 編集
Breakfast in AmericaBIG STAR SUPERSTARオリジナル(スーパートランプ "BREAKFAST IN AMERICA")は超有名なジャケット。ウェイトレスのおばさんが「自由の女神」になっているところがポイント。もちろん彼女(リビーおばさん)はバンドのメンバーではありませんが、その異様な迫力から人気を博し、当時彼女まで来日させてアルバムのプロモーションを行った…というのは有名な逸話。

パロディの方は小林幸恵の『BIG STAR SUPERSTAR』という作品ですが、微妙にナラダ・マイケル・ウォルデンが参加してたりするらしく侮れません。
パロディジャケット(2)
2006年08月09日 (水) * 編集
蒼ざめたハイウェイ(紙ジャケット仕様)遙かなる日々実はパロディジャケットはあちこちに転がっています。その多くはアーティストからアーティストへのオマージュを表したもので、きっと「一度あのジャケの構図で写真撮ってみたかった!」という気持ちで作られたものなのでしょう。

これもきっとそのひとつ、右のチープ・トリック『蒼ざめたハイウェイ』がオリジナルで、左のジャパハリネットの『遥かなる日々』がそのパロディ。真似したくなる気持ちはよく分かる。
パロディジャケット(1)
2006年08月04日 (金) * 編集
Sonny Rollins, Vol. 2Body and Soul有名なジャケットですね。青がオリジナルのソニー・ロリンズ "SONNY ROLLINS, VOL.2" で、オレンジがパロディのジョー・ジャクソン "BODY AND SOUL"

ジョー・ジャクソンの前作 "NIGHT AND DAY" がひどく知的で都会的なサウンドだったのに比べ、ブラスを導入して肉体的かつソウルフルに迫ったこのアルバムは、まさに言い得て妙なタイトルを冠してリリースされました。ロリンズとの直接のコネクションは見出せませんが、恐らくはジョー自身が好きなアルバムなのでしょう。

愛あるパロディに罪などありません。その音楽が洒落ているなら尚のこと。これはさしずめ、傑作の部類に入る作品でしょう。
"THE EMANCIPATION OF MIMI" - Mariah Carey
2005年04月11日 (月) * 編集
MIMIあーあ、マライアがやっちゃいましたよ。プロモ来日時の胸チラ(ハミ乳?)も話題になっていますが、まずはこのジャケを見よ。

リリースの度に露出度を増していく印象がある Mariah Carey ですが、新作 "THE EMANCIPATION OF MIMI" のジャケは自己陶酔の境地を極めています。もちろん、自分に酔ってこそマライアなので、個人的には全く想定の範囲内なのですが、それにしても脇全開の無理なポーズの決め方といい、風になびく長い髪といい、これどこかで見たことはないか。

Dangerously in Loveそうだ、あれだ。Beyonce の "DANGEROUSLY IN LOVE" ですよ。もちろん現代R&Bマーケットを耕すにあたってビヨンセの存在と影響力を無視することなどできないわけですが、それにしてもマライア、お前もかと。そんなことしなくても君には天性の素晴らしい声があるじゃないかと思うんだけどねえ。

彼女にしてみれば、Beyonce なんてまだまだひよっ子、私の前でセクシーな真似なんてさせないわよ!みたいに意地を張りたいのでしょう。それが女ってもの、大いに結構、意地を張りたまえ。

The Emancipation of Mimi [Limited Edition]"MIMI" の限定盤のジャケに至ってはさらに大変なことになっていて、もはや Shakira もビックリの過剰なお色気路線を爆走しているのであります。しかし繰り返すように、自惚れてこそマライア。媚を売ってこそマライアなのであるからして、この路線は大いに歓迎されて然るべきなのだろうと思います。

むしろ問題は音の方なのだけれど、ここ数作で顕著なヒップホップ路線をさらに推し進めたものらしい。

It's Like That [Germany CD #1]1stシングルの "It's Like That" は、久しぶりにアップテンポもののシングルということで、個人的には大いに歓迎するアプローチです。音の方はまた別にコメントするとして、ここ(【ジャケ買い美術館】)ではあくまでもジャケットにこだわりたい。

実はこういうデザイン好きなんですよ。

どことなく70年代ディスコっぽい、黒地にサイケデリックな色使い。フォントもお洒落だし、シルエットになったマライアもまたクール。正直この路線でアルバムのアートワークも決めてくれても良かったのにな、なんて思います。

しかしこのデザインもどこかで見たような気がする。

コントラバンド~ジャパン・ツアー・スペシャル・エディション何だっけ?

どこで見たんだっけ?

そうだ、アレだ!

Velvet Revolver のジャケに似てませんかどうですか。
"BOSS HOG" - Boss Hog
2005年03月23日 (水) * 編集
Boss Hog今日の東京は雨降りでした。

雨の日になると思い出すジャケットのひとつがこの "BOSS HOG"。色合いが好きなんですね。中心から下に淡い紫色、上に抹茶色の組み合わせが、何ともお洒落で素敵な色使いだと思う。そして主人公の女性は黒のロングドレスを身にまとい、真っ黒な傘をさしているのです。

真っ黒な傘こそが、このイラストのポイントなんじゃないか?

彼女は向かって右寄りの、ジャケットのかなり端っこのところに立ってこちらを見つめています。傘が小さいせいもあるけれど、彼女の身体は半分くらい傘からはみ出ている。つまりこの女性は自分のためだけに傘をさしているわけではありません。あなたを迎え入れようと、左半分を空けて待っているのです。

誰かに傘を空けて待ってもらったことはありますか?

もしあなたにその経験があれば、どんなに嬉しい気持ちになるか容易に想像できるでしょう。それがこの女性のような、一見謎めいた、不思議な魅力を持った相手であったならば尚更のこと。これから連れて行かれるであろう行き先に思いをめぐらせ、ドキドキしてしまうはずです。

彼女がさしている真っ黒な傘…

黒に強く意識を集中することによって、ますます背景の抹茶色と明るい紫色が鮮烈な対比を持って迫ってくる。たったの3色しか使われていないシンプルなジャケットであるにも関わらず、ひどく印象的で、ひどく余韻を残してくれる魅力的なアートワークだと思うのです。
"MARIA McKEE" - Maria McKee
2005年03月01日 (火) * 編集
Maria Mckee自分にとってジャケ買いの衝動を抑えきれなくなる瞬間の代表例は、女性ヴォーカリストのアルバムを買う時なんじゃないか。

歌と顔は全然関係ないとあれほど分かっていながら、それでも買ってしまう。元 Lone Justice のリードシンガー、Maria McKee の1989年の1stソロ作 "MARIA McKEE" も、このジャケット写真を見せられた瞬間に「レジ直行」パターンでした。

それが許されるのも買い物の楽しさだと思うんですよね。実生活じゃなかなかそうはいきません。街中で見かけた可愛い女の子に片っ端から声を掛けるなんてことはとてもできないし、そもそもあんまり可愛い子だと遠慮しちゃってお近づきになることすらできないことだってあるわけで…

斜め45度からやや首を傾げ気味に、澄んだ瞳でまっすぐにこちらを見つめる Maria。少し頼りなげな、それでいて何か芯の強さも感じさせるその視線は、女性ヴォーカリストのジャケット史上でも有数の存在感を放っています。鎖骨フェチにもオススメでしょう。

問題はこの後、CDプレイヤーに放り込んでPLAYボタンを押してから部屋に響き渡る彼女独特のダミ声系しゃがれヴォイスだったりするのですが、容易に信じられぬほどのルックスと声の落差もまた、確かにこのアルバムの魅力なのです…

【収録曲】
1. I've Forgotten What It Was In You (That Put The Need In Me)
2. To Miss Someone
3. Am I The Only One (Who's Ever Felt This Way?)
4. Nobody's Child
5. Panic Beach
6. Can't Pull The Wool Down (Over The Little Lamb's Eyes)
7. More Than A Heart Can Hold
8. This Property Is Condemned
9. Breathe
10. Has He Got A Friend For Me?
11. Drinkin' In My Sunday Dress
"THE FIRST OF A MILLION KISSES" - Fairground Attraction
2005年02月23日 (水) * 編集
The First of a Million Kisses車の中でキスしたこと、ありますか?

どうして僕らが恋人と車でドライブに行きたがるかというと、もちろんどこかに出かけるための手段ということもありますが、手軽に2人きりになれるから、という理由もきっと大きいと思うのです。例えばAORなんかかけながら、動く密室の中で2人だけの時間を共有できる喜び。そんな時、ふとした弾みで軽くキスするシチュエーションが訪れる。

車のバックミラーに映る2人のキス。それは、アルバムタイトルの "THE FIRST OF A MILLION KISSES" が示すとおり、これから2人が100万回も重ねるであろうキスの最初の1回なのでしょう。世界一幸せなカップルのほんの一瞬の唇の触れ合いを捉えたセピア色のショット。エリオット・アーウィットという写真家による有名な写真ですが、これほどぴったりとはまるタイトルは他にないのではないでしょうか。

どうして愛する人と唇を重ねたいと思うようになるのか。ちょっとした難問です。キスしたいからキスするんだ。そうとしか答えられない衝動。あるいは幼児期の記憶が口唇の触れ合いを求めるのかもしれません。いずれにしても、初めてのキスはいずれセピア色の記憶になり、心の中でこの写真のような美しい結晶と化していくことでしょう。

このジャケットを手に取る度に、僕らはふと立ち止まってあの頃のことを懐かしく、そして少しだけ寂しく思い出すのです。


【収録曲】
1. Smile in a Whisper
2. Perfect
3. Moon on the Rain
4. Find My Love
5. Fairground Attraction
6. Wind Knows My Name
7. Clare
8. Comedy Waltz
9. Moon Is Mine
10. Station Street
11. Whispers
12. Allelujah
13. Falling Backwards
14. Mythology
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